PFO閉鎖術の手術について

PFO閉鎖術で行われることは?
まず、気分を落ち着かせるための鎮静剤が投与されます。また、局部麻酔を行います。気分が落ち着いたら、医師が手術を開始します。
医師が小さな切開を行い、鼠径部にカテーテルと呼ばれる管を挿入します。PFOオクルーダーは、カテーテル内を移動します。医師が、カテーテルを体内から心臓まで誘導します。
医師はその後、PFOオクルーダーをPFOを挟むように装着します。心臓画像診断装置により、オクルーダーが正しい位置に装着されていることを医師が確認してから、カテーテルを抜きます。
その後、医師がカテーテルを抜きます。オクルーダーは、心臓に装着されたままになります。およそ2時間、術後室でお休みいただきます。
PFO閉鎖術は、開胸手術ではありません。
PFO閉塞術の術後はどうなりますか?
24時間以内には帰宅できるとお考えください。帰宅する前に、医師はあなたが服用する必要のある薬など、今後のケアについてのお話をします。術後1ヶ月間は、アスピリン (81~325mg) とクロピドグレル (75mg) を毎日服用し、その後少なくとも5ヶ月間はアスピリン (81~325mg) のみを毎日服用するよう処方される場合があります。
PFOオクルーダーを埋め込んでからおよそ半年後に、医師が心エコー図という検査を行い、患者の状態を確認します。
医師による定期検診は、とても重要です。質問がある、出血、痛み、不快感、健康状態の変化などいつもと違う問題がある場合は、いつでも医師に連絡するか、受診するようにしてください。
